【ワーホリ/カナダ】入学時の語学力テスト〜英語力以外のものがまさかの障害に〜【CA017】
こんにちは。お越しいただきありがとうございます。
今回は入学式同日に行われた【クラス決めのための語学力テスト】の思い出話です。
いくつになってもテストという響きには心が落ち着かなくなります。。。
▼あれは幻か現実か
正直に申しますと、テストに関する記憶はかなーりうろ覚えです。インタビュー形式のスピーキングテストがあったことは確かなのですが、リーディング?ん?ライティング??んん?リスリング???んんん?思い出そうとして目をギュッとつむり脳内記憶を呼び起こそうとしても、いつまでもブラックアウトした状態から変化がありません。
筆記テストを受けているっぽい映像が朧げに出てきたりもするのですが、「テストってこういうものだろう」という固定概念が創り出した幻の可能性も捨てきれません。
そのため、まだかろうじて覚えているインタビュー形式のスピーキングテストの思い出話を本日はお送りいたします。
▼雑音が雑音ではなくなるとき
スピーキングテストは試験管と1体1で行われるインタビュー形式でした。
と言っても個室で行われたわけではなく、大部屋にパーテーションで仕切られたブースが5〜6個置かれ、複数人同時進行で行われます。しんとした雰囲気だと余計に緊張に呑まれてしまっていたと思うので、他の人の気配が感じられるこの空間は自分にとっては良かったです。
また、試験官は口角が上がった穏やかな印象の方でした。警戒の姿勢は完全には解けないものの、少なからず安心感を覚えます。入国審査官のクールさがそれなりのトラウマになっているみたいです(笑)
▼あれ?これって英語力の問題?
スピーキングテストがいざ始まります!
聞かれた内容は、趣味を含めた自己紹介とか、出身とか、どうして英語を学びたいのかとか。それほど難しい単語や文法は使用されず、かつハッキリ目に話してくれたので理解はできたのですが、それに答えるとなると話は別になります。そもそも日本語でもアウトプットが苦手なのに、それを英語でやれとなるともう・・・。
テストに限らず人と話す時、自分のターンが長くなることがすごくイヤで、できるだけ早くボールを投げ返す傾向があります。なんというか、「待たせたらいけない」という強迫観念がすごいのです。
それが”テスト”という特殊環境の下となると、「早く返答しなければ!」という気持ちばかりそそり立ち、文法を構築する余裕なんてあるはずもありません。そうなるとどうなるかといいますと、そうです。ほぼほぼ単純単語回答となるのです。それは予定調和のごとく。
残念ながらテストはそれだけで通せるほど甘くはありません。文法を用いなければ進めない試練も与えてきます。
▼とうとう訪れたその瞬間
「アナタノ故郷ヲ教エテクダサイ」
「そろそろ終わってくれないかなあ」と思い始めたのを見計らったかのように、とうとう一言回答ではやり過ごせない質問が満を持してやってまいりました。
真っ白な頭の中が更に真っ白になります。『沈黙が正解』なんてどこぞの漫画の世界でもありません。早く答えなければと必死に情報とそれを表す言葉をかき集めます。
(故郷、故郷、こきょう・・・ん?アレ?そもそも故郷のことあんまり知らなくない?)
まさかのダークホース。英語ではなく、故郷の推しポイントで悩まされます(笑)。
そんな窮地に追いやられた自分。なんとか絞り出した答えは「冬は雪がたくさん降るよー」と”天候”に関することでした。その一文で終了。試験官はその続きを待っている雰囲気を滲み出させていましたが、「もう言えることはない!」と足掻きの笑顔(仮)で押し切りました。
▼テストを終えて
英語云々の前に語れるほど故郷の知識がない自分に反省( ˙-˙ )
(テストの結果もとい配属先クラスはその日の夕方にオンラインで発表されました。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
Best wishes, ( ̄∠  ̄ )ノ
▽今日の英単語文学習
『famous:有名な』
Tesco is famous for its own products.
下記にも参加しているのでよかったらクリックお願いします(–人−)