気づけば4カ国ワーホリに行っておりました

気づけば色んな国へワーホリに行っていたまっすぐじゃないやつの思い出話

【ワーホリ/その他】置き引きには気をつけよう

こんにちは、お越しいただきありがとうございます。
「せめて週一は更新を!」と思っていたのに間隔が順調に空いていってしまっております。。。忙しくしていたというわけでもなく、単なるやる気の問題です。反省・・・。

さて、今回は海外で遭遇した置き引き事件についてのお話です。
筆者が被害にあったわけではないのですが、近しいところで起きた3つの置き引き事件について書いて参ります。いずれもカナダのバンクーバーで働いていたカフェで起こった出来事です。。。

 

▼Case 1:監視カメラを見せてほしいと訴えてきたカップ

ある日の夜のこと、筆者がワンオペのシフトだった時にあった出来事です。韓国人カップルが沈痛な面持ちでレジ前にやってきました。コーヒーを頼むような表情ではないなと警戒心を持ちながら話しかけると、カップルは話を切り出します。2人が言うには、

・先日このカフェで貴重品が入ったバックパックが置き引きにあった
・警察には報告済みだが、一向に連絡が来ない
・カフェの監視カメラの映像を自分たちでも確認したい

とのこと。そんな情報は共有されていなかったし、このような場面に遭遇するのは初めてのことだったので思考が停止します。しかもワンオペ。。。一存で判断できることではないなと、とりあえずマネージャーに連絡します。するとマネージャーからは「監視カメラの映像は個人情報に当たるから公開することはできない」という回答が返ってきました。

「(そんなものなのね)」と思いつつ、カップルにマネージャーからの回答を伝えます。しかし「本当に困っているんだ!」「どうにか見せてもらえないか?!」と納得してもらえず、食い下がってきました。貴重品が盗まれたのですから必死になる気持ちはわかります。ですが、その時の筆者にできることはそれ以上何もなく、どうにか言えたのは「マネージャーがいる時に改めて来て、直接話してほしい」とマネージャーがいる時間帯を伝えることくらいでした。そう伝えた後も何往復か押し問答がありましたが、最終的に納得はしていないものの渋々といった様子でカップルは去りました。

その後そのカップルを見ることはなく、マネージャーからも話が出ることもこちらから聞くこともなく、この件は筆者の中ではそれで終わりです。犯人が見つかって盗まれたものも取り戻せていたらと思いますが、これまでの経験上厳しいでしょう。。。

※カナダには『個人情報保護及び電子文書法 (PIPEDA)』というものが設けられていて、これが「監視カメラの映像も個人情報」に関連するっぽいですが、内容が難しくてイマイチ理解できませんでした。。。

 

▼Case 2:働いているときに起きた置き引き

また別の日のこと、それは夕方前の時間でまだ日が明るい時、同僚と2人で働いていた時に起こりました。突然「荷物がない!?」と1人のお客さんが騒ぎ始めます。気付いたら足元に置いていたバッグが消えていたそうです。そこからは警察が来て本人に状況確認、我々店員にも事情聴取(ほぼ同僚が対応)と、筆者の中では稀に見る状況に気持ちがとてもざわつきました。

しかしながら、ざわついていたのは筆者を除くと被害にあった当事者のみのようで、同僚やその場にいた他のお客さん達は「またか」くらいの感じで状況をすんなりと受け入れて普段通りの様子でした。確かに治安はよろしいとはいえない区域だけれども、、、

残念ながら目撃者はおらず、しばらくしてマネージャーも登場し警察と話していましたが、警察が監視カメラを確認する様子はなく、あらかた情報収集した後に去っていきました。(同僚が「被害者の近くに座っていた男性が怪しい!何回かカフェに来ていた人で顔も覚えている!」と言っていましたが、警察がちゃんと取り持ってくれたかは怪しいところ・・・)

Case1同様に事件の進捗の情報共有なんてものはなく、その後どうなったかはわかりません。。。

 

▼Case 3:帰国直前に置き引きにあった友人

これは語学学校で知り合った友人の話。筆者が休みの日にそのカフェに行っていたそうで、その際に置き引きの被害に遭いました。しかもそれは帰国数日前の出来事。盗られた荷物の中にはパスポートも入っていて、このままでは出国できません。すぐに大使館に再発行の手続きをしたようですが、本人は「予定通りの帰国は難しいかも、、、」とほぼ諦めている様子でした。幸い?なことに再発行はギリギリ間に合い、その友人は予定通り出国することができました。

その後もその友人と何度か連絡を取り合っていましたが、残念ながら盗られた荷物に関しては警察から何の連絡もなく、戻ってこず終いだったようです。

 

▼3件の共通事項

たまたまかもしれませんが、この3件に限らず、筆者がバンクーバー滞在中に聞いた置き引きの被害者はアジア人ばかりでした。しかもその大半が日本人か韓国人。。。そして盗られた荷物は椅子の下など死角に置いていたパターンがほとんどです。特に標高の高い椅子に座る際は特に注意が必要です。より気配が遠ざかりますからね。

SNSの[海外と日本の違いあるある]的な投稿で”日本だと荷物をそのままに席を離れても大丈夫だけど、海外ではあり得ない。いなくなった隙に盗られる”みたいな内容をよく目にしますがその通りだと思います。しかも悲しいことに置き引きにあったら、「どうしてそんなとこに置いていたの?!」と被害者が何故か責められる空気さえあります。そして警察もそこまで力を尽くしてくれる印象は正直ありません。

 

筆者も置き引きではないのですけど、犯罪被害に遭ったことがあります(いつか気力があれば書きます)。

物を盗られる前提で周囲を警戒するのは寂しいことですが、海外で被害に遭わないためにも、屋内屋外どこであろうと身の回りの物への注意を怠らないことが海外で大事だと思います。気を抜いていいのは家に帰って戸締りを確認した後のみといっても過言ではありません。。。

 

もちろんいつも悪行にうつつを抜かしている嫌な人ばかりではありませんけどね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

Best wishes

 

 

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